以前書いた「タトゥーのデザインに迷ったら意味から考えてみる」という記事がわりと読んでもらえているので、その流れで一緒に読んでもらいたい、ピアスの位置と名前をイラスト入りでまとめてみました。
これからファーストピアスを開けたいひと、ピアスを追加で開けたいひとの参考になればうれしい。
ピアスの定番位置イヤーロブ

ピアスの定番中の定番の位置イヤーロブ。耳たぶは英語で”Earlobe(イヤーロブ)”なので、わりとそのまま。
ボディピアスの定番 ラージイヤーホール

イヤーロブのピアスホールを拡張したものをラージイヤーホール。
おしゃれだけど、拡張しすぎて耳たぶきれた友人がいるので拡張しすぎには注意しましょう。
ピアス位置の名前 オービタル

ピアスホールを2つ繋ぐオービタル。
ピアスホールの位置とピアスのサイズが合っていれば挑戦したい位置。
ピアス位置の名前 コンク

コンクは軟骨が厚く開けるのが難しい位置なので、自分で開けようとせずに病院やクリニックで開けてもらったほうが安心。
ピアス位置の名前 アウターコンク

アウターコンクは軟骨の中でも広い場所なので、ある程度位置の調整もできて開けやすい。
ピアス位置の名前 トラガス

トラガスも人気のピアス位置のひとつ。男女ともに人気の位置なので、有名人でトラガスを開けているひとも多い。
有名人のトラガスコーデを参考にできるのもメリット。
ピアス位置の名前 アンチトラガス

トラガスと反対側らへんの位置がアンチトラガス。
「アンチ」=「反対」「対抗」という意味なのでトラガスとアンチトラガスはセットで覚えやすい場所。
ピアス位置の名前 スナッグ

軟骨をつかうピアスの中でもとくにオシャレなのがスナッグ。
ピアスの全体が見えやすいので、スナッグひとつだけでも個性を出すことができる。
ピアス位置の名前 ダイス

耳の内側に位置するダイスは、小さめのピアスがよく似合う場所。
さりげないおしゃれを演出できる。
ピアス位置の名前 ルーク

ダイスよりも耳の中心に位置するのがルーク(ロックともよばれる)。
ルークは形状が複雑で範囲が狭く、耳の形も人それぞれ違うのでピアスを開けにくい位置。個人的にあまりルークにピアスをしているひとを見ない気がするので、人と違った位置にピアスをつけたいひとにおすすめ。
ピアス位置の名前 ヘリックス

ヘリックスも人気のピアス位置。定番のイヤーロブの次に開けたくなる位置。
ピアス位置の名前 アンテナヘリックス

耳の上に位置するので目立ちそうなんだけど、実はロングなヘアスタイルだと隠れやすいのがアンテナヘリックス。
ピアス位置の名前 インダストリアル

ボディピアスを開けていくとやってみたくなるのがインダストリアル。
ピアス上級者っぽい見た目と強い個性が魅力的。
ピアスの位置と意味は男女でちがう
結婚するときに左手の薬指に指輪をつけるように、アクセサリーにはつける位置によって意味があったりします。
ピアスも昔から言われているような意味があるので、ピアスの意味にも少し触れておきます。
個人的には古臭い意味だなと思っているので気にしていないけど、こういう意味でピアスを見ている人もいるってことで参考程度に。
メンズのピアス位置と意味
左耳にピアス 「守るひと」
右耳にピアス 「私はゲイ」
左耳に偶数「私は同性愛者」
レディースのピアス位置と意味
右耳にピアス 「守られるひと」
左耳にピアス 「私はレズビアン」
右耳に偶数のピアス 「同性愛者」
ピアスはどこで開けてもらえるのか
イヤーロブなんかはピアッサーを使えばわりとすぐ開けれるんだけど、軟骨なんかに開けるボディピアスは自分で開けるよりも、ちゃんとしたとろこで開けてもらったほうが失敗もなく綺麗にピアスホールができます。
事前にホームページなんかで確認したほうが確実だけど基本的には、
- 美容整形外科
- 耳鼻咽喉科
- 形成外科
- 皮膚科
このあたりなら安全にピアスを開けてくれます。
ちなみにピアッサーも使わず、安全ピンや釘でイヤーロブを開ける猛者がいたりするけど、やめておきましょう。
ピアスは和製英語
ここまで読んでくれたあなたにピアスの豆知識をもうひとつ。
ピアスって実は和製英語なので、海外でピアスと言っても通じません。
外国の方にピアスを伝えたいときは「earring(イヤリング)」と伝えましょう。
ファーストピアスはどこにする?のまとめ
ピアスは開けて終わりではなく、ピアスホールが安定するまではしっかり消毒やケアを忘れずにしましょう。
身体に穴を開ける行為なので、油断すると腫れたり出血したりすることがあります。
オシャレや自己表現のためにピアスもピアスホールも大切に。