少し前からYoutubeやTikTokなどでインターネットミームになっている通称「棺桶ダンス」。
映像のインパクトや汎用性が高くて爆発的に拡散されていますが、気になるのが元ネタ。
棺桶ダンスの元ネタはガーナのお葬式
「棺桶ダンス」の元ネタ。これはガーナの踊るお葬式です。
YoutubeにBBC NEWSがガーナの踊るお葬式を特集した映像がありました。
なんども繰り返し見たことある人も多いこの棺桶を担いで踊るグラサンの人たち。
ガーナではポールベアラーと呼ばれていて、棺桶を使ったパフォーマンスをしながら、より明るいお葬式を望んでいる故人や遺族のために踊ります。
日本人のぼくたちからすると、お葬式で棺桶を担いで踊るなんて考えられないけど、このBBC NEWSのインタビューを受けている女性が「最愛の人が最後の休息の地に向かう旅」と表現していたり、ガーナの踊るお葬式はしっかり故人をリスペクトしていることが伝わってきます。
もちろんガーナの人々にとってもお葬式は非常に重要な社会的な行事。ポールベアラーによって明るく盛大に、華やかに故人の旅立ちを見送るのでした。
もう終わっちゃったけどTBSの番組「クレイジージャーニー」でもセクシーダンサーが踊るお葬式とか紹介されていたように、国が変われば文化も変わる。お葬式も変わる。おもしろい。
より明るいお葬式をするために踊っている映像が偶然インターネットミームになって、より多くの人を楽しませているのはちょっと素敵やん。
棺桶ダンスの原曲はAstronomia
Vicetone & Tony IgyというアーティストのAstronomiaという曲。
ふつーにカッコイイ曲なんだけど、もうこの曲を聴いたらもう棺桶ダンスしか思い出せません。
インターネットミームおそるべし。