会社でのストレスがきっかけで外に出られなくなったことがあります。
いわゆる引きこもりというやつです。
「まさか自分が」という思いでしたが、とにかく外に出るのが不安で近所の人にも会いたくない状態でした。
しばらくは家に引きこもり続けましたが、食料などの買い物に行かなくては行かないので、夜中に外に出て深夜に営業しているスーパーに買い物に行ってました。
深夜の静かな町を歩いていると、少し気持ちが楽になった気がしたのです。
それから深夜や朝方に散歩をするようになりました。
深夜の散歩をきっかけに少しずつ外に出れるようになり、今では引きこもることはありませんが、気分が落ち込んでいるときや嫌なことがあった時は、夜中散歩に出掛けて心をリセットさせるようにしています。
深夜なので安全面など気をつけることもありますが、落ち込んでいる時は深夜散歩で少し気持ちが楽になるかもしれませんよ。
深夜散歩の効果
深夜散歩はなぜか気持ちをリフレッシュする効果があると感じています。
見慣れた風景も深夜に見ると変わった雰囲気になるし、人が少ない(場所によっては誰もいない)ことで非日常感を味わえます。
世界は眠っている中、一人歩くというのはなんともいえない楽しさがあります。
とくに深夜から朝方にかけての空気は澄んでいて呼吸をしているだけでもなんだか気持ちが良いです。
深夜散歩は運動不足解消にもおすすめ
深夜散歩は身体を動かすことで運動不足対策にもなります。
誰にも会いたくない、外に出たくない時が続くと運動不足になってより気持ちが落ち込んでしまいます。まさに負のループ。
ぼくがそうでした。
そんな時にも誰にも会わずに身体を動かして気持ちをリフレッシュできる深夜散歩はおすすめです。
深夜散歩の注意点
深夜散歩は気分をリフレッシュさせるのにおすすめですが、深夜散歩を楽しむためには注意点があります。
日中の散歩と違って夜道を歩くので、安全面には気を遣わないといけません。
できるだけ明るい道を選ぶ
深夜散歩といえど、あまり暗い夜道はおすすめしません。
街灯やコンビニの看板の光が多いなど、ある程度明るいところを散歩しましょう。
街灯のないところは想像している以上に暗いので、ふだん何もないようなところでも何かに足を引っ掛けて転倒する危険もあります。
懐中電灯をもつ
住んでいるところが田舎だったり、地域によっては街灯があまりない場所もあるでしょう。
その場合、懐中電灯を持って散歩しましょう。
懐中電灯は視界を確保するだけではなく、周りからも発見されやすくなります。
知らない道を歩かない
深夜散歩に慣れないうちは、知っている地域やコースを選んで散歩しましょう。
道に迷うこともあるかもしれませんし、入ってはいけない場所にいつの間にか入っていたということもあります。
それに日中の雰囲気を知っているからこそのまた違った深夜の雰囲気を楽しめます。
白色など明るい色の服を着る
夜道ではできるだけ白色かそれに近い色の服装にしましょう。
車を運転する人ならわかると思うのですが、暗い道の歩行者って本当に見えないんですよ。
少しでも光を反射する白色で周りから散歩している姿が見えるようにしましょう。
スポーツウェアのような蛍光色が採用されている服装も良いでしょう。
深夜散歩は職質されるか?
散歩といえど深夜にウロウロしていると職質されるんじゃないのかという疑問ですが、ぼくは今まで職質されたことはありませんが、されることもあると思います。
深夜にウロウロしている人に対して職質してくれるお巡りさんたちがいるから、ぼくたちは平和に過ごせているわけで、もし職質されたらお巡りさんに感謝しつつ丁寧に対応しましょう。
少し余談ですが、深夜に1人で散歩できる国って世界にどれくらいあるでしょうか。
詳しく調べてないけど治安や光の量などの条件をクリアしないといけないので、かなり少ないと思います。
深夜散歩ができるのは日本に住んでいる特権なのかもしれません。
まとめ
暗い夜道を歩くということで注意点もありますが、気分をリフレッシュさせたい時に深夜散歩を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
自分だけの時間、非日常感を味わえるのでおすすめです。