「スペンサーコンフィデンシャル」をネットフリックスで鑑賞。ド定番なアクションコメディながらも充分楽しめて、続編にも期待したい映画でした。
スペンサーコンフィデンシャルのかんたんなあらすじ
正義感の強いスペンサーは、上司である警部が犯罪を隠蔽していると疑い口論になった結果、警部をボコボコにしてしまい5年間刑務所に収監される。
元警察官となったスペンサーは、自分が逮捕されるきっかけになった事件の捜査をはじめる。
作品情報
公開日
ネットフリックス配信 2020年3月6日
上映時間
110分
監督
ピーター・バーグ
キャスト
マーク・ウォールバーグ
ウィンストン・デューク
アラン・アーキン
スペンサーコンフィデンシャルの感想
スペンサーコンフィデンシャルの良かったところ
アメリカの映画評論サイト、ロッテントマトでこの映画「スペンサーコンフィデンシャル」の評価がいまいち良くないという情報が先にあったので、期待せずに観たけど、いやいや充分おもしろい。
元警察官とボクサー志望の男のバディものではあるんだけど、このコンビの距離間がちょうど良いし、主人公スペンサーも少年漫画のようなアツいハートの持ち主だったり、脇を固める人物のキャラクターもしっかりしている。
心地よくわかりやすいアクションコメディ映画らしく、使われている音楽も良い選曲。久しぶりにエアロスミスのスウィートエモーションを聴いたけどやっぱりかっこいい。
普段聴いている曲でも映画とかで使われていると、より良く聴こえる。
ストーリー、アクション、コメディ、上映時間などなど。とにかくちょうど良く楽しめる映画。
スペンサーコンフィデンシャルのダメなところ
ストーリー展開やキャラクター設定がド定番すぎて、これが良いところにもダメなところにもなっている気がする。全体的に少し古いものに感じるかもしれない。
壮大なストーリーになっていきそうで、そうでもない。大きなお皿に少しだけ料理がのっているような感じ。
全体的に映画というより海外ドラマっぽい雰囲気。
キャラクターが良いだけに、もう少しホークの活躍が観たかった。「特攻野郎Aチーム」のコングみたいなキャラクターかと思いきや、猫好きという愛らしさ。
スペンサーコンフィデンシャルに出てくる車はビュイック リビエラ
ぼくは良い映画には良い車が出てくると思っているので、映画を見るときはいつも車に目がいく。
「スペンサーコンフィデンシャル」でスペンサーが乗っている車は1979年式ビュイック リビエラ。
(スペンサーはグレーに乗っている)
このビュイック リビエラが主人公スペンサーのキャラクター性をより強く演出している。
やっぱり車は直線的なデザインが好きだ。今は安全性を求められるのでもう作れないカタチになってしまったけど、そのことがより旧車のかっこよさを増している。
スペンサーコンフィデンシャルのまとめ
素材がめっちゃ良い映画なので、まだまだいろんな展開を観せてほしいというのが観終わってからの感想でした。
この映画「スペンサーコンフィデンシャル」は「Wonderland」という小説が元になっていて、さらに「Wonderland」には「スペンサーシリーズ」という原点があるらしいので、このことからも続編を期待したいです。