PR

「お!バカんす家族」は「ホリデーロード4000キロ」を観てからのほうがおもしろい

映画
記事内に広告が含まれています。

映画「ホリデーロード4000キロ」で描かれたワリーワールドをもう一度目指す内容ということで、ナショナル・ランプーン・バケーション シリーズ 5作目にあたる「お!バカんす家族」をネットフリックスで鑑賞。

スポンサーリンク

お!バカんす家族のかんたんなあらすじ

子供の頃、家族でアメリカ大陸を横断しワリーワールドを訪れたラスティ。

大人になり家族を持ったラスティだが家族は問題を抱えていた。家族の絆を取り戻すため、かつての旅を再現しワリーワールドを目指す。

その旅は数々のトラブルを巻き起こす。

作品情報

公開日

日本 2015年9月26日

上映時間

99分

監督

ジョン・フランシス・デイリー

キャスト

エド・ヘルムズ

クリスティナ・アップルゲイト

レスリー・マン

クリス・ヘムズワース

チェビー・チェイス

お!バカんす家族の感想

お!バカんす家族の良かったところ

まるでエンドクレジットのようなオープニング演出だけど「ナショナル・ランプーン・バケーション シリーズ」でおなじみの曲がノリノリで、これから始まる旅にわくわくする。

そのわくわくを裏切らない、遊び心満載の良い意味でふざけた映画。

ちなみにLindsey BuckinghamというアーティストのHoliday Roadという曲が使われています。

旅の主役であるタータン社のプランターという車。どっちが前か後ろかわからないデザインがダサくて良い。

ダサいというか絶妙に気持ち悪いデザインで、本来ならダメなところになるんだけど、この絶妙に気持ち悪いデザインの車は映画「ホリデーロード4000キロ」から続く伝統みたいなもので、今回もしっかり変な車で旅をしてくれるということで高評価。

そして、急に海外ドラマ「ウォーキングデッド」でおなじみのノーマン・リーダスが出てきて「おぉ」てなる。

お!バカんす家族のダメなところ

下品な笑いに偏りすぎているのが少し気になった。下品な笑いがダメということではなくて、無理に下品さを出しているように感じたというのが正確な言い方かも。

家族がバカンスに出かけてバカなことをする映画ということで邦題は「お!バカんす家族」にしたのかなと予想しているんだけど、この邦題を口に出して発音するのが恥ずかしい。自分からスベりに行っている感覚になる。

「お! バカんす家族観た?」「え?なに?」と聞き返される気がしてならない。

そもそもこの質問を誰かにすることが無いので気にしなくてもいいのかもしれないけど。

ちなみに原題は「Vacation(バケーション)」。

ホリデーロード4000キロを観ていなくてもいいけど観たほうが「お!バカんす家族」は楽しめる

この映画「お!バカんす家族」は、ネットフリックスやアマゾンプライムビデオのような映画見放題サービスで気軽に観れるので、シリーズものだと知らずにこの映画「お!バカんす家族」を最初に観る人も多いと思います。

だけど第1作目にあたる映画「ホリデーロード4000キロ」を観てからの方がもっと楽しめます。

映画「ホリデーロード4000キロ」は1983年の映画で古いんだけど、コメディとしてもロードムービーとしても「お!バカんす家族」より面白い。

ちなみにこれが「ホリデーロード4000キロ」でワリーワールドまで旅をする車ワゴン クイーン ファミリー トラックスター。

シボレーのアストロのようにヘッドライトが縦に配置されたフロントのデザインで、なぜかこの車は絶妙に気持ち悪い顔をしている。これは褒め言葉。

お!バカんす家族のまとめ

映画の中で「大事なのは旅の過程でゴールじゃない、過程が苦しいからゴールが輝く」というセリフがある。

このメッセージだけをしっかり受け取ったら、あとは何も考えずにただ笑って観ると幸せになれます。

この映画が好きな人は映画「ボン・ボヤージュ家族旅行は大暴走」も個性的な車で旅するところが似ていたりするのでおすすめです。