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聖書を基にした小説を映像化した映画レフトビハインドを観た

映画
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ニコラス・ケイジのなんともいえない表情につられて、聖書の預言が実現する様子を描いたベストセラー小説を映画化した「レフトビハインド」をネットフリックスで鑑賞。

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レフトビハインドのかんたんなあらすじ

クローイは父親のレイフォードの誕生日を祝うため実家に向かったが、パイロットの仕事をするレイフォードはフライトがあるためパーティに参加できないとクローイに伝えた。

レイフォードの操縦する飛行機内で突然多くのひとが姿を消しパニックになる。地上でも同じ現象がおきていた。

作品情報

公開日

日本 2015年 6月25日

上映時間

110分

監督

ヴィク・アームストロング

キャスト

ニコラス・ケイジ

チャド・マイケル・マーレイ

キャシー・トムソン

ニッキー・ウィーラン

リー・トンプソン

レフトビハインドの感想 ネタバレなし

レフトビハインドの良かったところ

日常がなんの前触れもなく突然非日常になる恐怖。何が起きたかわからないというのが1番怖い。市街地はもちろん飛行機のような密室でさらに不安感が増すので、飛行機の機内をメインの舞台にしているのは良いアイデア。

何か重大なことが起きてやっと気がつく人間のダメさを描いているのは、さすが聖書が基になっているだけある。

たぶん聖書の預言の部分をめちゃくちゃわかりやすく、ポップに超訳したような内容なので、聖書に馴染みがない人に向けてもうまくメッセージが伝わるようになっている。

つまり聖書の宣伝を映画でしているということになってしまうんだけど。

レフトビハインドのダメなところ

ある程度どんな映画かわかって観ないと、よくわからないB級パニック映画になるし、あくまでもベストセラーになった小説の観せたい部分だけを映像化しただけの映画。

それにしても前半の退屈な時間が長いのと、人間が消える演出などは気になったし、もっと面白くできたような気がする感が残った。

宗教色が強いのであまり馴染みのないひとには感情移入しにくい作品なのかなぁ。と思ったら、どうやらキリスト教系の映画評論家にも酷評されている映画らしいので、やはり映画としての完成度は低いのかもしれない。

レフトビハインドとはどういう意味か

「レフトビハインド(Left Behind)」とは置き去りにするとかそんな意味。わりとそのまんまな内容の映画なので納得。

レフトビハインドを使った例文:私は高速のサービスエリアでレフトビハインドされた。

たぶんギャルとかは「レフトビされちゃってーマジありえないんだけどー」て言う。知らんけど。

レフトビハインドのまとめ

映画「レフトビハインド」を観て「ノウィング(2009年)」を思い出したのはぼくだけではないはず。

「ノウィング」では飛行機が落ちてくるシーンが印象的だったけど、ニコラス・ケイジは終末と飛行機に縁があるのだろうか。

ニコラス・ケイジといえばもうひとつ。

何年前だったか、日本のCMで「アイラブパチンコ!」というセリフを言わされていたのが忘れられない。