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映画「イン・セキュリティ 危険な賭け」はオチで印象がガラッと変わる

映画
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映画「イン・セキュリティ 危険な賭け」はアクションとしてもコメディとしても中途半端だなぁと思いつつも、最後の数分で評価が変わる作品。

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インセキュリティのかんたんなあらすじ

平和な町でセキュリティ会社を営むブルースとケヴィン。

平和なのでセキュリティに需要がなく会社の経営は赤字だった。そこで2人は自ら強盗して町の人たちの防犯に対する意識を高め、売上を上げる計画をたてる。

作品情報

製作

2013年アメリカ

上映時間

94分

監督

エヴァン・ビーマー

アダム・ビーマー

キャスト

イーサン・エンブリー

マイケル・グラディス

クレア・デュヴァル

アダム・アーキン

イン・セキュリティ 危険な賭けの感想

いかにもアメリカ映画っぽい音楽とワイヤーフレームで描かれるオープニングが良い感じ。

映画のパッケージやオープニングの雰囲気から、軽いノリのアクションコメディ映画が楽しめるのかなと思って観ていたけど、なかなか面白くなりそうで面白くならない。

ストーリーもわりと無理やりというか、浅い感じなので100点満点中30点くらいの映画を観ているという印象。

途中からなんだかテイストが変わって拘束される青年。そんな展開はこの映画に望んでなかったなぁという思いがよぎったり。

と、ここまで良いことは書いていないんだけど、最後の数分でこの映画はこれでよかったとハッとする。

ネタバレになるかもしれないので、この先はすでに映画を観たよってひとだけ読んだほうがいいかも。この下少しだけ広めに間隔あけておきます。

イン・セキュリティ 危険な賭けのネタバレするかもしれない考察

考察なんて書いちゃったけど、そんなたいしたものではなくて、この映画「イン・セキリュティ 危険な賭け」はスカイダイビングしている男の映像からはじまる。

その男はパラシュートが開かずに地面に落下。

ふつうなら生きているわけない大事故にもかかわらず「大怪我で済んだんだ」という話を車椅子に乗りながら、ダイニングバーみたいなところで他の客に自慢のように話をしていて、それを聞いた客たちは「嘘にきまってる」というリアクションをする。

「もっと面白い話があるぜ」というふうに昔話を始めたバーテンの話が映画「イン・セキュリティ 危険な賭け」のメイン。

映画のラストで描写していたように、結局誰も死んでいないし、もしかしたらセキュリティ会社をやっていた話もバーテンのつくり話という可能性がたかい。

もっと面白い話があるというバーテンの作り話を観せられていたということになる。

作り話なので「イン・セキュリティ 危険な賭けの感想」で書いた感想は、映画の感想ではなくて、バーテンの作り話に対しての感想。

ブルースがアホすぎるのも、こんな展開あるかよ的なことも後半、急にテイストが変わったのも、バーテン目線の作り話だったから。

「得意気に作り話をしている人の話ってこんなかんじだよね」をリアルに描いた映画だった。

最初のスカイダイビングの男の嘘みたいな話がでっかい伏線というか、すでにネタバレしていたのに、観ている側か勝手にちゃんと観てしまった。

イン・セキュリティ 危険な賭けを鑑賞したまとめ

まさかのオチを観せられてハッとしてしまいました。結局、誰も死んでいないし怪我すらしていない。よかった。

この映画はバーテンの話を聞くお客さんというスタンスで観る映画でした。

少し違うけ、どそろそろしっかり「夢オチ」とかやられたら逆に面白いかもしれないなぁ。夢オチかよ!ってぜったい言うんだろうけど。