映画「アップグレード」は伏線回収も楽しめて、低予算SF映画のなかでは当たりな作品。
アップグレードの予告編とかんたんなあらすじ
舞台は今よりもテクノロジーが発達した近未来。
自動車整備士のグレイは妻のアシャとともに修理した車を顧客に届けに行く。
その帰り道、車の自動運転システムが暴走し事故を起こしてしまい、事故現場で何者かに襲撃されアシャは殺されグレイは全身麻痺の重傷を負わされてしまう。
アップグレードの感想
なんの前知識もなく映画「アップグレード」を鑑賞したんだけど、この作品は何も知らずに観たほうが楽しめる。
映画のあらすじや紹介文を読むと、なんだかしんどそうな内容なのかなと思ったけどそんなこともなく、テンポ良く展開していくのでダレることもない。
だけど、気分爽快な作品というわけでもなく、アクションシーンの描写も少しグロ要素もあるので苦手な人は注意が必要かも。
先が読めるといえば読めるけど、久しぶりにこんな展開の映画を観たぞという満足感があったので、ぼくはわりと好きな作品。
オチは賛否ありそうだなと感じるところも含めて好き。
アップグレードのAI「STEM(ステム)」は架空だけど
映画「アップグレード」に出てくるAI「STEM(ステム)」はもちろん架空のものだけど、良い意味でも悪い意味でもすでにぼくたちはAIに支配されている。
最近Amazonのアレクサを導入してガラッと生活が便利になりました。
声でデバイスを操作できる便利さに慣れると、もう以前のようには戻れません。
アレクサ(Siriでもいいけど)に天気を訪ねてアレクサが天気を答える。そしてその答えに応じてぼくは傘を持って出かけるかどうかを判断する。
もし雨が降らないのに、アレクサが嘘をついて雨だと答えてもぼくは傘をもって出かけるような気がします。
そしてこのブログも実はAIが書いている可能性もあったり…したらおもしろい。
映画「アップグレード」を鑑賞したまとめ
近未来を舞台にした映画「アップグレード」は伏線回収もあって楽しめる作品でした。
都市伝説とかで語られることが多い「トランスヒューマニズム計画」とかが好きな人にはとくにおすすめ。