映画「イントゥ・ザ・ストーム」は迫力のある映像で巨大竜巻の怖さを教えてくれる作品。
イントゥ・ザ・ストームのかんたんなあらすじ
竜巻の撮影をするストームチェイサーたちは巨大な竜巻を追って、アメリカの田舎町シルバーストーンに居た。
シルバーストーンで卒業式を開催する学校に超巨大な竜巻が迫る。
作品情報
公開日
日本 2014年8月22日
上映時間
89分
監督
スティーヴン・クエイル
キャスト
リチャード・アーミティッジ
サラ・ウェイン・キャリーズ
マット・ウォルシュ
アリシア・デブナム-ケアリー
アーレン・エスカーペタ
イントゥ・ザ・ストームの感想
ディザスタームービーに期待するのは大迫力な映像表現だったりするので、わりと静かな前半は少し退屈で不安になったけど、後でちゃんと巻き返してくれた。
映像表現で言えば、pov方式と呼ばれる「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のような劇中のカメラを通して見る一人称視点に切り替わることで、迫力と臨場感を増すことに成功している。
日本ではあまり馴染みのない巨大竜巻の怖さを教えてくれる作品。
ここ数年、日本でも台風や竜巻による被害が大きくなってきているので、映画を観終わったら防災グッズの確認くらいはしておきたい。
イントゥ・ザ・ストームで飛ばされる牛はツイスターのオマージュか
ストームチェイサー系の映画といえば1996年に公開された「ツイスター」を思い浮かべる人も多いはず。
「イントゥ・ザ・ストーム」の劇中に牛のオブジェが風で飛ばされるシーンがあって「ツイスター」へのオマージュかなとニヤっとする。
「ツイスター」では本物の牛がモーモー言いながら飛ばされていくのが印象的なシーンだった。
個人的に「ツイスター」には音楽にも思い入れがあってバンド「Van Halen」の曲「Humans Being」がかっこよくてギターを練習していた思い出。
日本にもストームチェイサーはいる
終わってしまったTBSの番組「クレイジージャーニー」でも紹介されていたけど、日本にもストームチェイサーとして活躍するひとがいる。
(クレイジージャーニーは2022年10月に復活)
希少で素敵な写真を撮っている写真家、青木豊さん。
Youtubeでも撮影の様子などを公開してくれているので、気になる方はぜひチェックしてみよう。
イントゥ・ザ・ストームを鑑賞したまとめ
久しぶりのディザスタームービーだったけど、迫力のある映画としても楽しめるし、これから起こり得る自然災害に対する危機意識をもつことにもなる良い映画でした。
人気Youtuberになりたいからって、無謀に竜巻に向かうのはやめようね。