マーダーオブキャットのわかりやすいあらすじ
母親と暮らしながら創作活動をしたり、庭先でガレージセールをしているクリントン。
ほぼニート。
ある日クリントンが可愛がっている愛猫が矢に射抜かれて死んでいるのを発見する。
こんなひどいことする奴は誰だってことでクリントンによる犯人探しがはじまる。
作品情報
公開日
劇場未公開
上映時間
101分
監督
ジリアン・グリーン
キャスト
フラン・クランツ
ニッキー・リード
J・K・シモンズ
グレッグ・キニア
ブライス・ダナー
マーダーオブキャットの良かったところダメなところ
マーダーオブキャットの良かったところ
矢に射抜かれている猫があきらかにぬいぐるみ。
猫好きの人に配慮してリアルな描写にしなかったのかなってことで、あえて良かったところに分類。
すこしダレるところもあるのはあるけど、全体的にテンポよく展開していく。
クリントンが純粋。純粋すぎて変人扱いされているけど、そんなの気にせずにひたすら犯人を捜す姿が素敵。
グレタの部屋がおしゃれ。ミントグリーンの壁紙にセンスの良い家具が印象的。
映画「セッション」では鬼のような芝居でフレッチャーを演じて魅せてくれた、J.K.シモンズのおとなしい芝居が見れる。
このマーダーオブキャットとセッションの公開時期が近いので、近い時期に撮ったんだろうけど、さすが役者さんは演じ分けがすごいね。
マーダーオブキャットのダメなところ
なんだかこじんまりしてる感。
サスペンスとしてもコメディとしても中途半端な印象。
マーダーオブドッグでもよかったんじゃないか。
あ、でも猫の気まぐれさというか自由さがないと成立しないね。
マーダーオブキャットまとめ
マーダーオブキャットという物騒なタイトルと、巨匠サムライミが制作に関わっている作品なので、猟奇的で怖い雰囲気の作品なのかなと思いきやそうでもない。
ぼくはサムライミが制作に関わっている映画という情報だけで、このマーダーオブキャットを見てみたんだけど、どうやらこの映画はサムライミの嫁さんが監督らしい。
ちなみにぼくの中ではサムライミはスパイダーマンを撮った監督というより、死霊のはらわた(1981年)を撮った監督ということで大好きな監督。
どことなく、死霊のはらわたリターンズ(2015年)っぽい雰囲気を感じたのはホームセンターみたいなところが出てきたからかな。
少し物足りない気もするけど、ミニマルでかるい探偵物が見たい気分の人にちょうど良い映画。